青に憧れて、
ずっと思春期
あの青さには近づけないと思った。 言葉なんて意味があるのかと思った。 国語ができる能力なんていらないと思った。 この想いを体現できるのはどうオモッテも 不確かで不完全な言葉だった。 自分が救われるように、誰かを救いたかった。 所詮とるに足らない葦であるのに、壁を作ってはまた壊す。 ずっとずっと揺れている。 今日も答えなんて出るわけがない問題を考え続ける。 君の本当は果たして「本当」なんだろうか? 私の本当は果たして「本当」なんだろうか? どんな違いや不公平や不平等や矛盾があったとしても 答えを断定することが「大人」になるということなら、 私はずっと「大人」にはなれないだろう。 あの青さには近づけないとしても、私は。 前を睨みつけたまま生きていたい。 朱眼マナツ |
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