慟哭と許し
難しいよなぁ「何が?」
自分に嘘をつかないこと
塗り固めたものが
壁となって「本当がわからなくなる」
目が開かなくなって自分のことばかり
ばかり ばかり ばかり ばかり
許して欲しいのは何だ 何だ
渋谷の朝
今日も雨が降っていた
大事な何かと引き換えに
あの少女を笑顔で殺してまで
手に入れた対価(=お金)
お金を得た時にしょうもない「物心」がついた気がした
「お金をもらえて嬉しい!」
「美味しいご飯も可愛いお洋服もこれで食べれる!買える!手に入れられる!」
もっともっと可愛くなって、もっともっと愛してもらえる
ほんとうに?
笑って笑って望まれる「私」を演じて
本当に?
幸せだと言えるのか、どうか
ハイガカッタ日々を
雨が全て洗い流してくれれば
あ、でもあの少女だけは真っ赤な傘を持って、
そのままであって ほしかった
全ての汚れが流れて行き着いた排水溝に口を当てて補給して生きるような毎日
煙が勝って肺を潰して 吐いた 二日酔いの苦しみを初めて 知った
闇に惹かれて芯まで燻る
言葉遊びで言葉を弄んだ
こういうのがお好き? こういうのがお好み?
渋谷の朝
酩酊でフラフラ
さながら煙のように行ったりきたりでおぼつかない
こうして寄り道していれば
真実に辿り着ける気だけがしていた
走れ走れ走れと言ってみる
全然まっすぐ歩けない足元で
口先だけで走れと言ってみる
戻れ戻れ戻れと言ってみる
不可能を可能にと希望を込めて言ってみる
あの日々にこのまま戻れ
置き忘れたものを思い出せ
奪い返せ 大切な少女を
あの思い出を 感覚を
忘れちゃいけなかった大事な輝きを
あの少女の涙を
走った後に流れる汗
流した体液が煌めくように私にもまだ
命みたいなものがこの灰かぶりの中に宿っているなら
このまま流れる水滴と共に慟哭したい
戻れ戻れあの時に
置き忘れたヒトリぼっちの幼い私を少女を
しっかりと抱きしめてあげたい
どんなに怖くても どんなに痛くても
あの少女の瞳を忘れるな
流した涙の味を忘れるな
無かったことなんかにしてやるな
その少女が夢を抱いて眠る時
希望を持っていた時の精一杯の言葉を忘れるな
覚えてんだろ あの言葉を
理不尽だろうが何だろうが
誰にも期待されていなくても
あの少女は言ったんだ
「私を忘れたお前を、お前を許してあげるよ」
あぁ、ありがとう
あぁ、ありがとう
私はずっとずっと許されたかった
自分に嘘をつかないこと
塗り固めたものが
壁となって「本当がわからなくなる」
目が開かなくなって自分のことばかり
ばかり ばかり ばかり ばかり
許して欲しいのは何だ 何だ
渋谷の朝
今日も雨が降っていた
大事な何かと引き換えに
あの少女を笑顔で殺してまで
手に入れた対価(=お金)
お金を得た時にしょうもない「物心」がついた気がした
「お金をもらえて嬉しい!」
「美味しいご飯も可愛いお洋服もこれで食べれる!買える!手に入れられる!」
もっともっと可愛くなって、もっともっと愛してもらえる
ほんとうに?
笑って笑って望まれる「私」を演じて
本当に?
幸せだと言えるのか、どうか
ハイガカッタ日々を
雨が全て洗い流してくれれば
あ、でもあの少女だけは真っ赤な傘を持って、
そのままであって ほしかった
全ての汚れが流れて行き着いた排水溝に口を当てて補給して生きるような毎日
煙が勝って肺を潰して 吐いた 二日酔いの苦しみを初めて 知った
闇に惹かれて芯まで燻る
言葉遊びで言葉を弄んだ
こういうのがお好き? こういうのがお好み?
渋谷の朝
酩酊でフラフラ
さながら煙のように行ったりきたりでおぼつかない
こうして寄り道していれば
真実に辿り着ける気だけがしていた
走れ走れ走れと言ってみる
全然まっすぐ歩けない足元で
口先だけで走れと言ってみる
戻れ戻れ戻れと言ってみる
不可能を可能にと希望を込めて言ってみる
あの日々にこのまま戻れ
置き忘れたものを思い出せ
奪い返せ 大切な少女を
あの思い出を 感覚を
忘れちゃいけなかった大事な輝きを
あの少女の涙を
走った後に流れる汗
流した体液が煌めくように私にもまだ
命みたいなものがこの灰かぶりの中に宿っているなら
このまま流れる水滴と共に慟哭したい
戻れ戻れあの時に
置き忘れたヒトリぼっちの幼い私を少女を
しっかりと抱きしめてあげたい
どんなに怖くても どんなに痛くても
あの少女の瞳を忘れるな
流した涙の味を忘れるな
無かったことなんかにしてやるな
その少女が夢を抱いて眠る時
希望を持っていた時の精一杯の言葉を忘れるな
覚えてんだろ あの言葉を
理不尽だろうが何だろうが
誰にも期待されていなくても
あの少女は言ったんだ
「私を忘れたお前を、お前を許してあげるよ」
あぁ、ありがとう
あぁ、ありがとう
私はずっとずっと許されたかった
歪なアイ
「夜は孤独との戦いだ」
いつまでたってもヒトリ
ザアザアと降る雨を聞くもヒトリ
階段に腰掛けてタバコを蒸すもヒトリ
感性を殺していかないと生きていけないのもヒトリ
溢れ出す「アイ」が僕を囲って
縛って動けないようにして抜け出せられない牢獄
足枷手枷首輪 罰を求めたヒトリの夜
悪夢で目が覚めた 「もう一緒にはやっていけない」
童顔で幼い瞳が歪んで 小さい唇の端が歪んで
その瞳はうるうるとしていて 今まで見た彼女の中で
一番綺麗な瞳だと思ってしまったんだ
これまで愛だとかなんだとかたくさん語っていたその口で
真っ直ぐに僕を見ていたその目で
一生懸命に線を引く 別れの揺らぎ
揺らぎこそ正義だと その歪む顔が見たくなってしまう
好奇心なんていう前向きな言葉で片付けてはいけない欲求
君の歪む顔が見たい
歪なアイが自己愛が人間愛が知識欲が僕を囲っている
「もう一緒にはやっていけない」生理的嫌悪感が
ひしひしと伝わる響き 円になっているのに村八分
僕の悪いところはどこだい?
僕が何をしたっていうんだい?
僕はこんなにも君を「アイしていたのに」
車に置き去りにされて 仲間はドアを開けて出て行った
僕は運転席にすらいないのに 誰が運転してくれるのか
後部座席の右端で ヒトリ疼くまった そんな夜だった
ぁあ、朝には緑が綺麗だといいなあ
今日は悪夢を見ないといいなあ
置き忘れた心が沈んでいく様を眺めていた
そんな夜だった
自分で選択した答えがバツだったら?
最初にでてくるコマンドが石橋を叩いて壊すように
何度も何度も表示されるバグ
紙に書いてまとめて捨てたバグ
見ないフリをしないと寝れない
反芻するアイ
海よりも大きな水槽の中溺れていく
いつまでもその音が聞こえた
「一緒にできない」「一緒にできない」
「一緒にできない」「一緒にできない」エコーワン、エコーツー
せめていっそ殺してくれよ
言葉で刺すより現実的な痛みを伴って
それが罪じゃないならなんなんだ
この傷に責任を持ってくれよ
被害者と加害者になって
赤い糸で
もっと深く堕ちていこう
歪な瞳が僕を囲っていた
壊したのは自己愛か知識欲か人間愛か
乱視が酷くて 綺麗な世界がみれないな
アイしていた
アイしていた
アイしていた
歪なアイを
歪なアイで
アイしていた
いつまでたってもヒトリ
ザアザアと降る雨を聞くもヒトリ
階段に腰掛けてタバコを蒸すもヒトリ
感性を殺していかないと生きていけないのもヒトリ
溢れ出す「アイ」が僕を囲って
縛って動けないようにして抜け出せられない牢獄
足枷手枷首輪 罰を求めたヒトリの夜
悪夢で目が覚めた 「もう一緒にはやっていけない」
童顔で幼い瞳が歪んで 小さい唇の端が歪んで
その瞳はうるうるとしていて 今まで見た彼女の中で
一番綺麗な瞳だと思ってしまったんだ
これまで愛だとかなんだとかたくさん語っていたその口で
真っ直ぐに僕を見ていたその目で
一生懸命に線を引く 別れの揺らぎ
揺らぎこそ正義だと その歪む顔が見たくなってしまう
好奇心なんていう前向きな言葉で片付けてはいけない欲求
君の歪む顔が見たい
歪なアイが自己愛が人間愛が知識欲が僕を囲っている
「もう一緒にはやっていけない」生理的嫌悪感が
ひしひしと伝わる響き 円になっているのに村八分
僕の悪いところはどこだい?
僕が何をしたっていうんだい?
僕はこんなにも君を「アイしていたのに」
車に置き去りにされて 仲間はドアを開けて出て行った
僕は運転席にすらいないのに 誰が運転してくれるのか
後部座席の右端で ヒトリ疼くまった そんな夜だった
ぁあ、朝には緑が綺麗だといいなあ
今日は悪夢を見ないといいなあ
置き忘れた心が沈んでいく様を眺めていた
そんな夜だった
自分で選択した答えがバツだったら?
最初にでてくるコマンドが石橋を叩いて壊すように
何度も何度も表示されるバグ
紙に書いてまとめて捨てたバグ
見ないフリをしないと寝れない
反芻するアイ
海よりも大きな水槽の中溺れていく
いつまでもその音が聞こえた
「一緒にできない」「一緒にできない」
「一緒にできない」「一緒にできない」エコーワン、エコーツー
せめていっそ殺してくれよ
言葉で刺すより現実的な痛みを伴って
それが罪じゃないならなんなんだ
この傷に責任を持ってくれよ
被害者と加害者になって
赤い糸で
もっと深く堕ちていこう
歪な瞳が僕を囲っていた
壊したのは自己愛か知識欲か人間愛か
乱視が酷くて 綺麗な世界がみれないな
アイしていた
アイしていた
アイしていた
歪なアイを
歪なアイで
アイしていた
絶
トイレの個室が一番落ち着く
全部全部矛盾なんだ
虚構を吐く
自分を救うために
薬が私を生かしているの?
殺しているの?
だって本当の私はいつまでも「病んだ」ままで
治ることなんてないの
独りでいる 面倒くさい やらなくちゃいけないことも
起き上がることすらもできず、震えが止まらない朝
自己陶酔の哲学は誰に届くこともない
そうであってほしい そうであってほしいんだ
薬は私を救っているの?殺しているの?
だって本当の私はいつまでも「病んだ」ままで
受け入れるしかないの
「歌っていて欲しい」彼女に託す独り言
さも簡単にできるように言ってはみたけれど
誰も責められないよなぁ
「私の全てを許さないで
私の全てを受け入れないで
そんな綺麗なものじゃない
もっとドス黒く汚れてる
汚れていたいんだよ
綺麗な目で見ないでくれ」
もうその時には戻れない事実に刺されている
純粋に憧れている白く可愛い私はどこ?
儚い少女はあのフェンスを飛び越えたんだろうか
その先に私は居なかったんだろうか
その先にいて欲しい存在にはなれなかったんだろうか
受け止めきれない他人なんて?心中なんてできない…の?
私が私を受け入れるしかないの
全部全部矛盾なんだ
虚構を吐く
自分を救うために
薬が私を生かしているの?
殺しているの?
だって本当の私はいつまでも「病んだ」ままで
治ることなんてないの
独りでいる 面倒くさい やらなくちゃいけないことも
起き上がることすらもできず、震えが止まらない朝
自己陶酔の哲学は誰に届くこともない
そうであってほしい そうであってほしいんだ
薬は私を救っているの?殺しているの?
だって本当の私はいつまでも「病んだ」ままで
受け入れるしかないの
「歌っていて欲しい」彼女に託す独り言
さも簡単にできるように言ってはみたけれど
誰も責められないよなぁ
「私の全てを許さないで
私の全てを受け入れないで
そんな綺麗なものじゃない
もっとドス黒く汚れてる
汚れていたいんだよ
綺麗な目で見ないでくれ」
もうその時には戻れない事実に刺されている
純粋に憧れている白く可愛い私はどこ?
儚い少女はあのフェンスを飛び越えたんだろうか
その先に私は居なかったんだろうか
その先にいて欲しい存在にはなれなかったんだろうか
受け止めきれない他人なんて?心中なんてできない…の?
私が私を受け入れるしかないの